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L)ローカーボでやせる理由

【ローカーボ・ダイエット向きな人&場合】に行く前に、すべてのローカーボダイエットに、共通なダイエット理論のおさらいです。これを知らないと、なんでローカーボ・ダイエット向きな人&場合なのかが理解できないので。ダイエット上級者には常識なことなのですが、基本の復習ということで、ごめんなさい。(本日11:50amくらいにケトーシスについて加筆しました。それ以前に読んだ方は、も一度読んでみてね)

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0904LowCarb.jpg【写真】ローカーボな食事の写真を探したら、意外に写真を撮っていませんでした。これは、なんと今年の手作りおせち料理。大皿の真ん中の栗きんとんをのぞけばローカーボですね。伊達巻の卵(海老すり身入り)、ローストビーフ、小魚(ごまめ)、黒豆(はちみつ使用)などがタンパク質。炭水化物とタンパク質が半々の野菜でカーボを少々摂っています。ローカーボの基本は、脂肪の少ない魚豆(肉)+野菜なのです。

「カラダがエネルギー源として使う順番は、
a)食べたばかりの炭水化物や脂肪、
b)体に溜め込んでいた脂肪(炭水化物を食べ過ぎたときに、余剰分が脂肪に変わって溜め込まれたもの)
c)a)とb)がない「飢餓」のときに限り、タンパク質

このうち a)の食べる炭水化物を減らす(ローカーボにする)ことで、b)のカラダに溜め込んだ脂肪をエネルギー源として使用するよう仕向けてやせる(この「ケトーシス」と呼ばれる状態になると、尿からケトン体という物質がでるので、それを測定すれば蓄積脂肪が燃え出したかどうか、医学的にチェックできます)」

理論的にはなるほどなのですが、実践して蓄積脂肪を燃やしだすケトーシス状態になるのは、実はつらくて必ずしも安全ではないことなのです。a)を完全に断ってb)やc)をエネルギー源にするケトーシス状態にしようとすると、「空腹感」がつのったり、反動の炭水化物ドカ食いに走ったりします。健康に害を及ぼすこともあるので、日本のお医者さんはまずお勧めしていません。

ダイエットマニアの私、このケトーシス状態の辛さを、数年前にあるお医者さんのいる断食施設で、1週間の間毎日尿検査をしながら医学的に“カラダを張って人体実験”、いや、測定した経験があります。 そのときはローカーボの砂糖水断食をしつつ、ケトーシス状態=やせるのに理想的な状態、というふうに説明されていたので、「早くケトン体でないかな~」と待ちわびていました。

でも砂糖水断食とはいえ1日500Kcalしかとっていなかったのに、ケトン体がでるのに5日もかかってその5日間は鬼のように辛かったです。毎日ぼーっとして、1日中食べ物の事を考えていました。標準体重より+5Kgでそんなに太ってもいなかったんですけどね。とにかく「ケトーシス」状態になって蓄積脂肪を燃やすのには、がまんがかなり必要で意外に時間がかかる!と実感しました。これって実際に尿検査をしてみないとわからないです。自分で「体脂肪が減ったからケトーシスになった」と思い込んでいたりしますが、実はケトーシスまで行っていないこともよくあるようです。

そしてその後、色々なお医者さんの本やダイエット本を読んで、ケトーシス状態=危険とみなす意見もあること。ケトーシス状態の安全性、カラダに与える悪影響などがまだよくわかっていないこと、などを知ってびっくり。でも冷静に考えたら、「全く炭水化物が食べられず体内脂肪を使うしかない飢餓状態(ケトーシス状態)」って、生命の危機であるかなりの異常事態だから、そりゃあカラダにとっての大きなストレスでいいわけないですよね。最近のアメリカでは、「ケトン体ダイエット」っていうと危険というイメージを持つ人も増えてきたようなので、代わりに「ローカーボダイエット」と呼びだしたのかな、と思っています。

ともあれ、ケトーシス状態の安全性は意見が分かれるとこで、かつカラダにとっていきなり蓄積脂肪を燃やすのは大きなストレスである、というのは事実。ということで、最近の多くのローカーボダイエットでは、いきなりb)のケトーシス状態に行ってしまわないように、a)の摂取炭水化物をかなり減らしてもゼロにはしません。野菜だけはOKにして、野菜に含まれている炭水化物のみの「ローカーボ」に押さえる、というのが多いです。アトキンスダイエットとか、日本のトータルワークアウトはいきなりb)のケトーシス状態に行かせるようなゼロカーボ食事指導なので、先日TVで和田アキ子さんが苦しんでいたのを見て、「やっぱりゼロカーボ、いきなりケトーシス状態に行くのは苦行なんだ」と再認識しました。

この苦行、苦しさの原因は、「低糖症状」です。ゼロカーボだと、a)がゼロなので、いきなりb)の体に溜め込んだ脂肪を使わなければなりません。ですが、b)に行く前に、この“異常な飢餓状態”にカラダが反応して、手足が震えたり、立ちくらみ、頭がぼーっとする「低糖症状」を起こして、「炭水化物を食べてよ~」と警告するのです。ここで我慢しすぎたら卒倒したり、病気の人にはたいへん危険なので、ゼロカーボは、お医者さんがいる施設で医学的専門家の指導の下に、必ずやりましょう。

健康な人、体の丈夫な人はこの低糖症状を乗り切って、b)の溜め込んだ脂肪を使うことができて、やせやすいです。しかし、人間かならずリバウンドするもの。正しい定番ダイエットとは、リバウンドしたときに同じダイエット法でまたやせられること。ゼロカーボダイエットでは、低糖症状を乗り切ったとしても、そのあまりの苦しさ・「飢餓状態」をカラダが覚えてしまい、ゼロカーボダイエットをある日突然全くできなくなってしまう、カラダが拒否してしまうということが起こるようです。自分の生命を飢餓から守るための自己防衛本能のスイッチが、自分の意思とは関係なく入ってしまうのですね。

ですので個人的意見では、トータルワークアウト・ダイエットが一時の流行に終わるか定着するかは、2~3年後にリピーターがちゃんとつくか、つまり和田アキ子さんのような体験者が、このダイエット法を何度も繰り返したい!というファンになるか、というのがカギだと思っています。ちなみにトータルワークアウトの元になった(と思われる)、本場アメリカのアトキンスダイエットでは、続けられない人が増えてきたため、このゼロカーボを多少緩めているようです。

まあなんでも「極端」なダイエットをお薦めしない私としては、ゼロカーボよりほどほどのローカーボがお勧めです。あすこそ【ローカーボ・ダイエット向きな人&場合】です。待っててね。

9月 4, 2004 24 食事(HLカーボ系) |

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コメント

こんにちは
ゼロカーボの話、解りやすく読ませて
頂きました。
教えてほしいのですが、チーズ・ヨーグルトは
ゼロカーボ食ですか?

★以下、管理人のお返事です:

>教えてほしいのですが、チーズ・ヨーグルトは
ゼロカーボ食ですか?

どんな食べ物にもカーボは微量に入っていることが多いので、一般敵にはゼロカーボではあり得ないと私は思います。

ですが、ゼロカーボダイエット(アトキンスとか)をやる人は、彼らなりの定義や、ゼロカーボダイエット用に加工した不自然なチーズ、ヨーグルトを買っていることも多いよう。ですので、なにが”ゼロカーボ”と信じられるのか、ゼロカーボダイエッター向けにおすすめされているのかは、アトキンス系ダイエットの本を参考になさるとよいと思います。

でもゼロカーボのカリスマ提唱者、アトキンス博士は不健康な亡くなり方をしたので、USでもゼロカーボダイエットは危険と見なされて人気が落ちています。

日本では、六本木ヒルズあたりのスポーツジムで、いまだにほそぼそとゼロカーボ、ローカーボダイエットをやっているようですが、以前ほど人気はないよう。みな、一度二度やってみて、カーボを絶つ苦しさ、不自然さに、私の予想通りリピートできなくなったみたいですね。

せめてローカーボの、サウスビーチダイエット程度の、ゆるいローカーボダイエットを、まだお勧めします。

投稿: 原 真由美(お返事付) | 2009/09/05 9:45:42

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