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日本人の肉好きの嘘(2)

【日本人の肉好きの嘘】を解説しつつ、ローカーボダイエッターにも役立つ【ダイエッター向きのお肉の選び方】を、肉の本場アメリカはカンザス州よりお届けしています。

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20代前半の男性が多いグループと忘年会、新年会企画をしていたら、「何食べたい?」「肉、肉、とにかく肉!」という話になりました。10-20代、特に男性は肉が好き

実際、そんな「肉好き」男性に、好きなメニューや肉の種類を聞いてみると、
脂肪のさしがたっぷり入った霜降肉のすき焼きやしゃぶしゃぶ、
脂肪を一緒に揚げたロースのとんかつ、
これまた脂肪のさし入りカルビ、
脂身の多アメリカの安い牛肉を煮込んだ牛丼、
ヒレより脂肪が多いロースをたっぷりバターで焼いたステーキ、など。

日本の「肉好き」な人は、霜降り肉や脂身の多い肉(ロースなど)をありがたがり、調理法に油(脂肪)をたっぷり使って食べる「脂好き」なのです。

私がこの日本人の嘘の「肉好き」嗜好に気づいたのは、20代の頃転勤でアメリカのニューヨークに住み始めたときです。その頃の私は若くてダイエットも適当だったので、大の「肉好き」。

でも、アメリカ人に接待で「ニューヨーク一うまいステーキハウス」に連れていってもらっても、「ニューヨーク一美味しい最上級の肉が売っているグルメ食品店」で肉を買って料理してみても、ぜんぜん美味しいと思えない。「肉は芸術的な霜降りの神戸牛が世界一」とつぶやいておりました。

でもある日、日本の神戸牛ステーキを食べさせる店(神戸の有名店のNY支店)でアメリカ人を接待したところ、「美味しいけど、これは肉ではなくて脂肪の味だよ」とずばり言われました。 しかもそのアメリカ人は、趣味で牛も飼っている牧場を持っている大金持ちの「牛肉好き」なひとでしたから、説得力があったんですよね。

たしかに本当に「肉の味」が好きなら、アメリカ人の好むように、脂肪の少ない赤身の分厚いステーキ肉、赤身100%のハンバーガーなど、脂肪でごまかさずにダイレクトに肉の味が味わえる肉が好きなはず。こうしたものを日本人が食べると、「アメリカの肉はぱさぱさしてまずい」とよく言います。つまり「脂身が足りない」ってことなんですね。

こういうふうに日本の消費者が肉の味オンチなのには、「肉」の輸入の歴史、日本での価格事情から、肉=脂肪の味と思い込まされているのです。

日本に肉が入ってきた明治時代から、輸入ものはただでさえ高いので、脂肪の多い、本場の欧米では安いランクの肉しか入ってこなかったのでしょう。また、その高い輸入肉をたくさん食べた気分になるように、また少量でも買えるように、日本では薄く切って売っています

だから、日本の肉料理というと、すき焼き、しゃぶしゃぶ、牛丼、牛肉でアスパラガスなどを巻いたものなど、脂肪の多い安い薄切り肉を使ったメニューがほとんどなのです。

アメリカでは日本のような薄切り肉はありません。お肉屋さんでたのんで、スライサーでわざわざ切ってもらうのですが、これが厚いんだ、また。

「すき焼きにするから、紙のように薄く切って」
と頼んだら、
「うーん、そうだちょっと待って」
といわれ、いきなりビール瓶をもってきてスライサーで切った肉をたたいて薄くし始めた肉屋がいて、びっくりしました。もちろん、肉を焼いたら厚みが戻り、日本の安いステーキほどの厚みの肉が入った「すき焼き」となりました。まずかった。。。

ただ、日本の神戸牛のような霜降り肉で、肉+脂肪の入り混じった味を味わうと、肉の味を知っている外国人でも、霜降り肉のファンになるようです。脂肪をいれればなんでも、味がまろやかになって美味しく感じられるというのは、万国共通です。だから、デブフード、ジャンクフード、安い外食には、高い肉をけちって安い脂肪、脂、油をたくさん使ってごまかすというのが原則なのです。

さて、そういう肉の脂肪のわなにひっかからない、賢いダイエッターの覚えておくべきことは、

【日本でのダイエッター向きのお肉の選び方】

・量を食べたいなら、白っぽい肉;ささみ、もも肉、胸肉(皮を除く)を選ぶ

・質にこだわるなら、脂肪がない値段の高い赤身肉や、脂肪を除いて食べられるように脂肪が分離しやすい赤身肉、を選んで、少量を食べる。つまり、ステーキならロースではなくヒレ(値段が高くて小さいのもダイエッターにはGood)、安い赤身の牛こま切れ肉なら脂肪の部分を取り除いて食べるということです。

・日本での、脂肪が混じった安い薄切り肉や、逆に脂肪が肉にミックスされたばか高い霜降り肉は、ダイエットには最悪。

・意外にお値打ちで健康的なのが、値段も安くて赤身の、オーストラリア輸入肉。

アメリカなら、100gあたり120-170円の普通のお肉を食べてればいいので、脂肪の少ない肉(プロティン)だけでおなかをいっぱいにするのも可能なんですけどね。でも、そういうアメリカでは、ダイエット向きの肉でも量を食べ過ぎるので、私がなづけた【肉太り】、つまりからだの真ん中が異常に膨らみ、手足は普通サイズというりんご型肥満のひとが多いです。

アメフトの試合を見に行ったら、カフェのウェイトレスがこんな感じで、
12-Fat2

観客だって負けじとこんな感じ。あの美健楽なチアリーダーと同じ土地に住んでいる人々とは思えません。見習わないよう、気をつけましょう。さて、日本時間の大晦日になりました。よい大晦日の一日をお過ごしください
12-Fat13

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12月 31, 2004 72  旅先別(海外) |

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コメント

そうですね。日本食はもともと低脂肪の食事なので、トロやさんまといった脂が珍重されていたなごりで、高脂肪食がふえたいまでも脂肪の味がすきなのかもしれませんね。

日本のチョコレートもヨーロッパとちがって”脂肪と砂糖”がカカオより多いチョコレート菓子がほとんどなので、日本人のチョコ好きも実は、脂肪と砂糖中毒であることが多いです。

あと、Eメールでご質問いただいてた件ですが、LOHASはブログでレポートを配布しているわけではなく取材の”仕事”できています。ブログでは、会議の裏話みたいなミーハーネタをおすそわけレポートしたいなと思っています。本物のレポートは、某雑誌で掲載予定。また掲載予定をお知らせしますので、そちらでごらんになってください。

P.S.カトウさんの日本のLOHASの現状分析と予測には、私も賛成です。だからエコロハスは嫌いです。ローハスということばのブーム化、使い捨てになりそう。

投稿: 桜子(管理人) | 2005/11/10 10:36:52

ロハスの事をいろいろ調べていたら、このブログにたどり着きました。面白くて、関係ないページもむさぼり読ませてもらってます。時期はずれのコメントになりますがご容赦ください。
ところで肉の味について一言。日本人の脂肪たっぷり肉が好きな理由は輸入と価格が原因だというご意見ですが、私はそもそも日本人は脂肪の味が大好きなのではないかと考えています。その理由はトロ、マグロの大トロです。日本の伝統食である寿司ネタでも日本人は脂が乗っているものを好んでます。霜降り肉と大トロをあわせて考えると、日本人は脂そのものが大好きなのではないかと常日頃より考えておりました。
ちなみに私はあまり脂肪の味が好きではないので上カルビは頼みません。(ケチってるわけではないですよ)

投稿: カトウタケシ | 2005/11/09 1:21:53

OL主婦さんへ

新年のご挨拶、遅くなりましたがありがとうございます。節約アドバイザーとして、今年の更なる飛躍を、かげながら応援させていただいております。

投稿: 桜子(OL主婦さんへ) | 2005/01/09 0:31:15

桜子さん
今年は桜子さんにはじめてコメントを頂いてからの
通わせていただくようになり、
桜子さんの確実な情報提供、敬服いたします。
来年も学ばせてください!!

良いお年をお迎えくださいませ~  OL主婦

投稿: OL主婦 | 2004/12/31 18:54:58

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