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悪か?低炭水化物ダイエット

昨日のYahoo!ニュースに、低炭水化物ダイエット(ローカーボダイエット)の火付け役となった、アトキンズ博士の会社が経営破たんしたという、以下の記事が出ていました。これに関して、みなさまに緊急にお話したいことがあったので記事にします。

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【写真】日本のアトキンズダイエット、トータルワークアウト六本木店の、付設レストランのローカーボ食。これは、イモ類カーボも入ったほどほどローカーボ食なんで私も好きですが、トータルワークアウト本来のお勧めメニューは、ささみ+野菜サラダとかの、ごはん・芋類・糖質”ゼロ”カーボらしい。カーボ好きな私には耐えられませんわ~。

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★流行の低炭水化物ダイエット、米アトキンズ社が破たん

 【ニューヨーク=大塚隆一】炭水化物の摂取を極端におさえるダイエット方式で話題を呼んだ米アトキンズ・ニュートリショナルズ社は1日、経営が破たんしたため破産裁判所に再建手続きを申請したことを明らかにした。

 同社は世界的なベストセラー「新ダイエット革命」などで知られるロバート・アトキンズ氏が1989年に設立。糖質の高い炭水化物に代えて肉やチーズを摂取することを勧め、3~4年前から大きなブームを巻き起こした。昨年初めには、米国人の大人の10人に1人がこのアトキンズ式ダイエットを試みているとされた。

 その後、無理なダイエットの悪影響を指摘する声もあって人気は急降下し、経営状態も悪化していた。
(読売新聞) - 8月2日11時54分更新

こういうニュースがでるとすぐ、

「だから、すべてのローカーボダイエットは悪である」

と決めつける人が出てくるんですが、その短絡的思考はちょっと待って!私は、ローカーボ・ダイエットがすべて悪いわけではないと、冷静に賢く考えたいです。

なぜアトキンズ・ダイエットが”無理なダイエットの悪影響”を起こしたのか?

それは私が過去記事、「ローカーボ・トレンド予測」の中で解説したように、アトキンズ・ダイエットは、ローカーボダイエットの種類のひとつで、カーボを低めではなくゼロにするという、非常に苦しく体に負担を強いる”極端”ダイエットだったからです。

ゼロとか全く食べないとか”極端”なのがダメ!なのであって、ローカーボダイエットのすべてが悪いわけではないのです。事実、カーボを多少は摂るローカーボダイエット法であるサウスビーチ・ダイエットなどは、アメリカ人の生活に根付いてきています。カーボの摂取制限をほどほどにした楽なローカーボ・ダイエットは、リスクも低くそれなりの美健楽効果があるから、たくさんのリピーターが長期間続けていると言えます。

同様のことが、にがりでも起こりましたよね。「にがりの取り過ぎは健康に悪い」という政府機関の発表があっただけで、「にがり=悪」だと思いこんでしまった人が多かったよう。あれだけのにがりブームがさーっと消えました。しかし、冷静に考えればにがりは天然のミネラル、マグネシウムだから、適度に摂れば健康によいものです。にがりが悪いのではなく、にがりの取り過ぎという”極端さ”が悪かったと冷静に考えましょう

私の身の回りでも、

「マイにがりを持ち歩いて、なんにでもにがりを振りかけて食べてるの」

という”極端”な人がたくさんいましたよ。

「にがりがいいといっても、極端で一生続けられない方法は続かないし、薬も摂り過ぎたら毒になるのに」

と冷めた目でみてましたが、案の定その人たちは今、にがりのことなどすっかり忘れて、寒天茶ダイエットに走っています(笑)。寒天も、食べ過ぎると胃を拡張して少量の食事で満足しにくくなったりどか食いモードになりがちなので、”極端”に飲みすぎると害があると思うんですけどねえ。

また、色んなダイエット法の本質も理解せずに調べもせずに、「悪い」と決めつけるのも止めましょう。例えば”断食ダイエット”に関して、体験したことも調べたこともないのに、断食という言葉だけでもう先入観で拒否反応を示す人が、特におじさん男性に多くてうんざりさせられてます。

こういう人は、カロリーを全くゼロにする危険な”水断食”と、1日1000kcalの最低限度の栄養・カロリーは摂って固形物断ちをして消化機能を休める、15年以上数十万人の方が成功・リピートしている”ジュース断食”の区別もつきませんし、なんど説明しても理解できません。なぜなら、低炭水化物ダイエットとか断食ダイエットと聞いただけでアレルギー反応を起こし、知性で考えたり分析することを止めてしまう感情が先に来るからです。ダイエットには、自分の感性で感じることも大切ですが、正しい知識を冷静に判断する知性も大切です

さて、日本のローカーボダイエットの話に戻ると、このアトキンズダイエットの会社の破綻ニュースで、日本のローカーボ・ダイエット・ブームはどうなるでしょうか?にがりのように消えてしまうのか、はたまた根付いていくのか?私の予測は、

・ 日本で、アトキンズ・ダイエットに近い”極端”ローカーボ・ダイエット法は
-カーボを極端に減らしてゼロに近くする、とてもつらいトータルワークアウト・ダイエット(肉体改造法)と、
-ごはんを食べないやや厳しめのリセットダイエットの2つ。
これらは”ブーム”が下火になるか、もしくは多少はカーボを食べるよう指導変更する可能性があると思います。

・ また、あるある流低炭水化物ダイエットは、多少ごはん系炭水化物を食べてもOKな”ほどほどローカーボやミドルカーボダイエット”なので、健康障害のリスクは低そう。これをやってみても自分の健康に問題を感じないローカーボ体質な人は、自己責任でほどほどに続けたらよいと思います。。

私も、夕ご飯は全体量の10%くらいしかカーボを食べないローカーボダイエットを取り入れていますし、続けるつもりです。これ、寝る前の空腹がちとつらいですが、体重が面白いように落ちたり、下腹部の脂肪減らしに効く気がします。ただし、昼ごはんはカーボを多めにとって、1日のバランスとしてはカーボの摂取量が全体の40-50%くらいにはなるようにバランスをとっています。”ほどほど”ローカーボダイエットですね

・ でも全体としては、「やはり農耕民族の日本人にはローカーボは合わなかった」と言い出したり気づいたりする人が、このニュースをきっかけに増えるでしょう。その結果反動として、マクロビオティックや玄米菜食ダイエットのような、ハイカーボ・ダイエットのブームがますます高まるかもしれません。

結局、ローカーボとハイカーボダイエットはどっちがいいの??と思ったあなたは、これらの過去記事も参考にして自分で決めてね!

ということで次回は、マクロビオティック・ダイエットの格付け評価に戻ります。

【今日のサマリー】危険なのは、なにかを”極端・ゼロ”にするダイエット。ほどほどが大切です。自分の心も「~は全部悪い!」と決めつけるのは”極端”すぎ!感性と知性の両方を使って、ダイエット情報を冷静に賢く判断しましょうね。


最後まで読んで頂いてありがとうございます。

低炭水化物ダイエットやローカーボダイエットがみんな悪いわけじゃなく、極端ダイエットが悪い、に納得されたら、↓こちらを押して賛成クリックをお願いしますbanner_03Blue

8月 3, 2005 24 食事(HLカーボ系) |

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■食生活に気をつけよう■ ダイエットというと、すぐに食事の回数を減らす人がいますが、それはむしろ逆効果。食事回数は減らさずに食事の量を減らすことがダイエットの基本。回数を減らすと少ない栄養素で身体を保とうとする身体の防衛反応が現れ、効率よく維持しようとしてしまいます。そうすると体重はあるところまで減りますが、その後は同じように食事をしていても1ヶ月ぐらいで体重は減らなくなります。これを適応現象といいます。 食... 続きを読む

受信: 2005/08/05 0:34:38

コメント

みなさま、コメントありがとう。結局おっしゃるように、

「なんでもやり過ぎはだめですな、すこし気をつけるだけでも、ググッと引き締まるし。」

「専門家・ダイエット提唱者の考えは「参考にする」程度にしなくては。少し自分でも考えて、工夫して、自分流にしていかないと、ダメぢゃん。」

ということですね。

投稿: 桜子(管理人) | 2005/08/07 9:47:39

どうも、はじめましてなるせと申します。最近炭水化物抜いてダイエットに励んでます。もう、めっちゃ勉強になりました。まぁ、なんでもやり過ぎはだめですな、すこし気をつけるだけでも、ググッと引き締まるし。
これから夏本番なわけでたるんだ腹ではかっこつきませんから頑張ります。また遊びにきますね〜
ウチにもどんぞ♪

投稿: なるせゆうせい(壊れた女にゃよく惚れる) | 2005/08/04 2:17:35

結局ですね。
皆さん「お手軽」だとか「正統派」と言うものに非常に弱いんですよ。
いえ、これは自戒も含めて。
その道の権威が話していることが100%正しいと「思い込み」がち。
そうではなくて、その考えは「参考にする」程度にしなくては。
少し自分でも考えて、工夫して、自分流にしていかないと、ダメぢゃん。
と思うのですがね?

投稿: mama | 2005/08/03 13:28:56

朝抜きダイエットプランナー・けんちゃんです。
米アトキンズのニュースは、右向け右と言われるといっせいにダーッて右に流れてしまう風潮への警鐘でしょうか。
なにごとも過ぎたるは及ばざるがごとし、ということですかね。。。

投稿: けんちゃん | 2005/08/03 13:11:48

桜子さま

マクロビやローカーボに対する明確な意見をありがとうございます。桜子さんの意見に賛成です。マクロビは私も興味があって先日図書館で分厚いマクロビ本を借りて読んでみましたが、結論から言って私がこれを100パーセント取り入れることは不可能だと悟りました。私自身肉自体好きではなく、どちらかと言うとベジタリアン嗜好なのでマクロビはできるかもと思っていたのですが、野菜や果物の種類にまで制限があるので、全体的にまんべんなくこれらを食べたいと思っている私には向きません。あと、乳製品もだめみたいなので、ヨーグルトが好きな私には無理があります。

ローカーボに関しては最初からやる意志もなかったのですが、私自身かなりカーボ中毒だったので気をつけて量を少し減らすようにしたら少しだけ体のだるさから解放されたみたいです。桜子さんがおっしゃるように、それぞれのダイエット方はそれなりに良いところがあると思うのですが、極端なやり方が問題ですね。マーケット方法からそうなるのか、一つのダイエット方を宣伝する場合、とにかくこれはダメ、あれもダメととてもexclusive (排他的)になるところがあると思うので、桜子さんが取り入れているいいとこ取り(inclusive)のダイエットが無理なくて一番いいんじゃないかと思います。でもマーケティングの立場から言ったらこのダイエット方が一番インパクトに欠けて宣伝しにくい方法かな?とも思います。

とにかく体に負担をかけないで無理なく続けられるダイエットが一番!というより、全体的なライフスタイル、ライフチョイスの問題でしょうね。

投稿: Mima | 2005/08/03 10:54:04

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