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あるある打切りの裏事情・分析

あるあるの納豆ダイエットデータねつ造で、ついに一社スポンサーの花王さんが降板。以前うちのブログでも、あるあるのスポンサーが花王1社の独占だから、TV局や代理店が気を使って、花王の商品によいしょするような番組を作っているという分析をしたことがありました。

フィトケミカル裏事情あるある大事典?

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(注:上の写真は、11・6・2006放送のあるある大事典から、キャプチャー・引用させていただきました)

でもね、私は今回の件では、花王さんのせいではないと思うし、同情的。花王って実は、

とっても実験データや商品の開発調査に、まじめで厳しい、いい会社さんなんですよ。商品も、ちゃんと競合よりも優れた商品であると商品テストで証明された商品しかださない、技術力重視。そしてCMもなかなかうまくなってきて(昔はダサかった)、マーケティングもどんどん洗練されてきているし。

どことはいいませんが、某競合メーカーなんか、値段の高いタレントをぞろぞろ起用してCMにばっかお金をかけている。そして商品テストすると商品の質が最低、つまりCMにお金をかけすぎてモノには手抜きというメーカーも、あるのです。まあ価値観の違いだから責めはしませんが、私はモノにお金かけて欲しい消費者です。

だから個人的には、商品テストをちゃんとやってる花王は、モノもいいし信頼できるいい会社だなあと思って、結構ここの商品を買っています。コスメとかトイレタリーとかね。でもそういう、商品テスト・テストデータ重視の会社だからこそ、調査(テスト)のデータをでっちあげた今回の件に、激怒したんだなあと、業界の裏を知っている私は思いました。

提供番組がデータねつ造してたら、自分たちがものすごく頑張っている商品開発やマーケティングの調査データまでねつ造してると、お客様や小売店のひとたちに誤解されるだろうから。それは、商品開発・調査にプライドもっている会社としては、単なるイメージダウンどころではないから、絶対嫌でしょう。

あともひとつ裏事情なんですが、番組のスポンサーとはいえ、基本的に【番組の内容には一切口出しはできない】のですよ。1社スポンサーなんて、億円単位のお金だすのに、”報道の自由”というTV局の建前があるのでああしろこうしろとは言えない。

だけどまあ、TV局や間に入っている広告・メディアの代理店さんが勝手に気を使って、そのスポンサーがCMに使っているタレントを番組に起用したり、商品を番組中で取り上げたりというくらいの”サービス”=よいしょは、よくあるんですけど。内容的に、今度こういう商品だすからこういう内容にしろとは、スポンサーからは言えないはず。だから制作の暴走でイメージダウンの巻き添え食いそうになって降板した、スポンサーの花王さんには、ほんと同情いたします。

そして、こういうデータねつ造しちゃった番組のスポンサーに、花王の後釜として名乗りを上げる企業はなかなかいないだろうから、事実上あるある大事典2は打ち切りほぼ決定のようです。

とはいえ、あるあるもまるきりひどい番組ではなく、3分間ダイエット(バンザイスクワット)や、3-4時におやつを食べると太らないなど、定番化するだろう結構いいダイエット法をわかりやすく紹介していた回もあるので、完全打ち切りはちょっと残念。

でも、●●だけ食べて簡単にやせるとがーっと煽って、その商品のメーカーや小売と組んで儲けていたという噂もある。だって、あるあるの放送翌日いや直後に、食材やダイエット食品・グッズがスーパーやネットショップでがんがん売られますから、それだけ在庫を積み上げてるって、あるあるが事前に情報を流してないとあり得ないと思う。番組予告だけ見てると、内容的に外すこともありえるから、小売店は在庫を積めないはず。

また納豆ダイエットの例で考えてみても、【納豆を20分かきまぜて、朝晩2パック食べるとやせる】なんて、ふだんは2-7日に1パックぐらい食べているだろう消費者に、もっと頻繁にたくさん食べさせて、納豆の消費量・売上げを増やそう、納豆品切れブームを作ってやれという意図を感じるといえなくもない。ブーム狙いの意図にあわせて、データをねつ造しちゃった感じ。

ということで、あるあるも煽りすぎて自分に火がついて燃え尽きた、自業自得という感じもあります。こういう特定食品・成分を煽ってブームを作るTVダイエット番組は、そろそろ消えてもいい時期、ダイエッターももっと賢くなるべき時期という、天の声なのかもしれません。

ブームを次々生み出すために、あせってデータを取っていた面もあるよう。なので、イメージが地に落ちた”あるある”の番組名を変えてリニューアルして、不定期の特番化にして、ちゃんとデータを固めた画期的なダイエット法を、内容濃く放送してくれるダイエット特番を、次は作ってくれないかなあと期待します。

(追記:なんて書いていたら、クイズミリオネアが特番化されるというニュースが!ぜひあるあるのリニューアル・特番化もお願いしますっ!あるある”大事典”と、すべてカバーしたりブーム狙わなくてもいいから、

★あるある世界の厳選・美健楽ダイエット~データねつ造なし!じっくり調査しました~

なんて特番組名いかがかしらん?)

あと、もっとメンタル、ココロケアに重点をあてた、ほんとにダイエッターの役にたつ内容のダイエット番組も作ってくれなかな。これ、こないだ某TV局にご提案したら、”ココロケアなんて地味なものは、派手な画(え)が撮れないからダメ”って却下されたけど。

そういう派手さに走っているから、わかりやすいけど嘘っぽいダイエット番組作っちゃうと思うんですけどね(苦笑)。TV局の体質は変わらないかな。派手さと単純なダイエットを求めがちな、私ら視聴者・ダイエッターも変わらなきゃですね。

1月22日15時5分配信 毎日新聞より引用:
<番組ねつ造>花王がスポンサー降板 打ち切り事実上決まる

 関西テレビ(大阪市北区)制作のテレビ番組「発掘!あるある大事典2」で、データやコメントがねつ造されていた問題で、「花王」(東京都中央区)が22日、同番組のスポンサーを降板することを決めた。同番組の枠は、花王が単独スポンサーを務めており、「あるある大事典」の番組打ち切りが事実上決まった。

 問題の番組は「納豆を食べるとダイエットできる」との内容で今月7日、フジテレビ系列で全国放送された。しかし、被験者がやせたとして別人の写真を使用したり、米国の大学教授発言の一部をねつ造していたほか、被験
者の血液検査をせず、架空のデータを放送していたことなどが分かった。

 花王は79年の「花王名人劇場」から日曜午後9時からの同放送枠のスポンサーを務めていた。健康・生活情報をメーンテーマにした「あるある大事典」は96年にスタートしたが、今回のねつ造発覚で、花王は会社のイメージダウンが避けられないと判断した。【北林靖彦】

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1月 22, 2007 96メディア掲載歴 |

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