あるあるねつ造疑惑拡大
あるある大事典のデータねつ造疑惑が拡大し、私の前回の記事のように、視聴率にお尻を叩かれたかわいそうな番組スタッフと、単純に同情もできなくなってきたようです。
今月の納豆ダイエットのみならず、なんと約8年前のレタス快眠編でもデータねつ造があったことを、取材先の大学教授が暴露したので、長年のデータねつ造確信犯だった疑いが濃厚。騒ぎはまだまだ続きそうです。
あるある大事典は、1からあわせるともう10年以上放映されており、今回暴露があったレタス快眠編は放送開始からたった2年後、今から8年も前なんですね。そんな当初からデータねつ造・都合のいい編集をしていたとは、この10年間の放送分が全部、信じられなくなってきますね。
★「発掘!あるある大事典」
1996年10月ー2004年3月(7年半放送)
x1998年10月放送
レタス快眠編でデータねつ造
★「発掘!あるある大事典2」
2004年4月ー2007年1月(2年10ヶ月放送)
x2007年1月放送
納豆ダイエット編でデータねつ造
<番組ねつ造>98年放送「レタス快眠」も 実験の教授証言
1月28日3時4分配信 毎日新聞ニュースより、法に従い、以下一部引用
ねつ造が明らかになって打ち切られた関西テレビ制作の番組「発掘!あるある大事典2」の前身の番組が98年10月25日に放送した「快眠」で、レタスの催眠作用についてマウスを使って実験した千葉科学大の長村洋一教授(健康食品学)は「マウス実験では眠らなかったのに、あたかも眠っているように映像を編集されたうえ、効果があるという別の大学教授のコメントと一緒に流された」と実験内容が改ざんされていたことを27日、毎日新聞の取材に証言した。
(中略)
長村教授によると、同番組の制作担当者から「レタスを食べるとよく眠れるという実験をしてほしい」と依頼され、
(中略)
長村教授は「番組を見て、あきれてしまい、当時は抗議する気にもなれなかった。せめて学会ででも指摘しておけば、こんなでたらめは続いていなかったかもしれない。社会に真実を伝えるべき研究者として反省している」と話している。【丹野恒一、濱田元子】
▽関西テレビ広報部は「調査に入っているので、この段階では答えられない。1月7日放送分だけでなく、過去のものに関しても調査するという方針です」とコメントした。
(ここまでが引用)
わたしが注目したのは、「レタスを食べるとよく眠れるという実験をしてほしい」と、やはりこういう内容の企画にしたいという結論が先にあって、それにあわせて実験データを取っていたのかということ。普通は、こういうデータをどっかの大学教授や医者がまず公表していて、それを元に番組企画をつくっている、って思いますよね。結論が先にあったら、そりゃそれに合わないデータは捨てて合うデータだけつないでしまうので、確信犯的なねつ造になってしまうはずですね。
また、8年も前のことを、なぜ今この大学教授が暴露したのか。「あきれてしまい、当時は抗議する気にもなれなかった」と言っていらっしゃいます。が、冷静に考えれば、納豆の件がきっかけで注目を浴びている今、もし当時実験を手伝った学生とかがネットで事実を先に暴露したら、この教授も”ねつ造に加担した”ってことになるでしょう。
だから、当時は泣き寝入りしてたけど、ねつ造の”犯人・共犯”にされないように、先に暴露=告白しておこうという防衛策なのかなと思いました。今後、こういう風に考える関係者は増えるだろうから、ますますあれはデータねつ造でしたという暴露者が増えるのではと思います。
ちなみにこうしたTVの編集によるでっちあげなんて、日常茶飯事・当たり前だってことが、ちょっとTV業界と働いたことのある人ならみんな知っていて、諦めています。私の知り合いもTV番組に取材され、「○ではありません」といった言葉の語尾をぼかされて、「○です」と言っていることになっていて激怒していました。
ちょっと裏事情を書くと、TVは撮影したもの、放映前のテープを見せてもらうことを拒否されるので、「内容がコントロールできない」のです。なんといってもTVに出してもらえると、ものすごいタダの宣伝になるので、取材される側としてはへんな編集をされてイメージを傷つけられたり嘘つきにされても、抗議はできないという暗黙のプレッシャーがあります。だから、ご都合編集の温床になってしまうのです。
これと違ってちゃんとした雑誌の取材記事は、事前に書きあがった記事原稿を見せてもらえるように交渉できることが多いので、取材される側が「自分のいったことの内容とイメージが、コントロールできる」できるのです。「これはわたしがお話した内容と違います」ということを、掲載前に訂正もしてもらえるので安心感・信頼感があります。
だから実は私も、書籍化のおかげでTV取材・出演のお話をいくつか頂いたのですが、「TVにでたら、面白いコメントだけ編集されたり、レポーターに”いじられ”たりして、おバカなダイエット法・指導者みたいに編集されちゃうんだろうなあ」と危惧して、お断りしてしまいました。
仕事上のいろんなPR活動で、TVには利用もさせていただいてきましたが、痛い目にも多々あってきました。だから警戒してます。TV出演は、信頼できる人の紹介や企画が信じられるもののみに限ること。でもそういうまじめな番組ほど、視聴率が取れない地味な企画だと、途中で企画立ち消えになるんですよね(苦笑)。
あるある大事典に10年もだまされて乗せられてきた、わたし達視聴者とダイエッター。過去の放送分を全部チェックしてどれがねつ造かはっきりしてもらい、同時にTVダイエット番組が大げさに「●●だけでやせる」とあおる近年のでっちあげ健康・ダイエットブームの風潮が、きっぱり終わることを願います。流行ダイエットも適度に楽しんではきましたが、TVのおおげさなあおり方には、もう飽きたしマンネリ化してきていましたしね。
TVダイエット番組や流行ダイエットを信じられなくなったら、なにをだれを信じたらいいの?お医者さんやら科学者のデータ重視の理論的なダイエット指導も信じられなくなりました。だって、ああるあるとか白花いんげん豆ダイエット中毒騒ぎで打ち切りになったぴーかんバディも、実はマスコミで有名なお医者さんがしっかり”監修”に入っていたり、今回の教授も理論的データ重視の研究者のはず。
信じられるもの、それは、過去記事にもさんざん書いておりますが、美健楽ダイエットの基本:
3年以上一定数のリピーターが続けている”定番”ダイエットを、自分の体で効果の体感を確かめつつ習慣化していくことに尽きると思います。派手な”流行・ブーム”ダイエットより、地味だけど続いている”定番”重視で行きましょう。
ほんと、今回のあるある納豆ダイエット事件で、なにを信じたらいいの?と迷い始めた方は、
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1月 28, 2007 | Permalink
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