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禁断の豆系ダイエットブーム史@15年

    昨日、黒豆ダイエットについて書いたあとついでに、ここ15年くらいに流行った豆系ダイエットについて、今まで書きためていたものをまとめてみた。うちのブログの過去記事や私の記憶だけでも、こんな豆ダイエット・ブームが過去にあって、あぶくのごとく消えていきました。むなしいわね~。

    禁断のとタイトルしたのは、今だから言えるブームダイエットの裏側もちょこっと記録してみたから。 ブームダイエットや騒ぎが悪かったと特定の人、団体、番組等を責める意図はなく、自分を含めた日本人のおばかなダイエットブームへの警鐘として素直に記録し、将来似たような豆ダイエットブームが起きてもひっかからないようにしようと思いました。長ーい記事になりましたが、ご興味ある方はじっくり読んでね。

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    最近は日本の豆料理に飽きてきて、エスニックな豆料理が好きです。テックスメックスの、USとメキシカン風チリコンカンは、豆が3種類一度に食べられるし、スパイシーで美味しいのでお気に入りレシピ。

    ホームパーティで鍋一杯作っても、写真みたいにあっと言う間に減ってしまう、人気レシピ。残っても、パスタやホットドッグにかけたり、冷凍もできるのもすぐれもの。いや~、やっぱり豆は、そればっかり食べてもやせないし食べ飽きやすい食材ですが、素敵な美健楽食材です。

    ●納豆ダイエット
    @2007年1月7日・あるある大事典でオンエア

    発掘!あるある大事典の放送内容にデータ捏造発覚して、ブーム終えん、増産した納豆が大量売れ残り被害

    美健楽評価:★★ 納豆に罪はない、悪いのはデータ捏造だけ。納豆食べたらやせるとはいいませんが、大豆+発酵食品の納豆は、おまけに安いという素晴らしい健康食品。美健楽ダイエッターは食べましょう。でも、このときのダイエット法みたいに1日2パックは食べ過ぎて、過剰イソフラボンの害もありそう。だから、1日1/2パックまででどうぞ。

    2007年1月7日に関西テレビ・フジテレビ系列で放送されたテレビ番組「発掘!あるある大事典2」において、納豆で痩せるというテーマの番組が放送された。その番組内で、虚偽のデータを使った誇張があったなどとして、関西テレビ社長を始め関係者が謝罪をし、これ以外のテーマでもデータ捏造が次々に発覚。「xxを食べるだけで痩せる」ダイエットブームを作りだしていたこの番組は、これをきっかけにようやく打ち切り。

    このダイエットはたしか、納豆の大豆イソフラボンがダイエットにいいから、朝晩1パックずつ納豆食べ続ければやせるって話だった。でもその実験データがねつ造だったらしい。

    この騒ぎで一番被害を受けたのは、納豆メーカー。番組オンエア翌日から飛ぶように売れて品切れ続出。あわてて大増産かけてできたら、データ捏造が発覚して、ぱたっと売れなくなり、在庫かかえてしまったらしい。また、納豆自体にはなんの罪もないのに、なんかいんちき臭いイメージがついたのもかわいそうだよね、納豆。

    納豆自体は、大豆という豆のメリット+発酵食品+安くて入手しやすいという、お薦めの美健楽食材。私も昔から食べてます。でも最近は、長年食べ過ぎて飽きてきたのが大問題。色々伝統的レシピもあるけど、納豆自体の匂いに飽きてきたのです。もっと目新しいレシピが必要ですね。

    ●白いんげん豆ダイエット(白花豆ダイエット)
    @2006年5月6日(土)19:00

    TBS系列の健康情報番組「ぴーかんバディ!」でオンエア、中毒騒ぎに発展。禁断の事実ですが、番組監修者のカリスマ・アンチエイジング医師が、ブログ削除して番組辞任(またはクビ?)。そろそろ時効かなと思うし、事実がうやむやになっているようなので、ここに記録しておきます。

    美健楽評価:★ 白いんげん豆(白花豆)は糖質も多く、煮豆で太りやすいのでほどほどに。私は和菓子がわりに、煮豆を10粒づつぐらい小分け冷凍して、おやつにしてます。

    人気ブログランキングダイエット

    "白いんげん豆"とは、大福豆、白花豆、手亡豆とも呼ばれ、煮豆や甘納豆に用いられる白色の豆の総称。「ファセオラミン」という消化酵素の中の、"α-アミラーゼ阻害物質"が"脂肪を体内に溜まりにくい状態"にすると、番組は主張。「"白いんげん豆を3分ほど煎って粉末化し、ごはんにまぶして食べる"」のを薦めた。

    これを実践した人のうち、2週間で158名が下痢、おう吐を訴えて病院行き。白いんげん豆に含まれていた「レクチン」が生煮えになって、軽い中毒患者が多発したと、厚生省が発表する騒ぎになった。

    白いんげん豆"を食べる際には、長年の伝統的調理法の常識である「充分に、水に浸して、戻した後、沸騰状態で、柔らかくなるまで、加熱する(出来れば、10分以上)こと」が、必要。でもこのTV番組を監修していた、有名アンチエイジング医師、青木晃氏はその調理法が分からなかったらしい。(そりゃ、こういう男の医師が、豆を自分で煮たことあるわけないもんね。仕方ないでしょう)

    ちなみに、青木医師はこのTV番組の監修や収録をしていたことを書いていたブログ記事を、速効削除。責任引責?か辞めさせられたのかはわかりませんが、この騒ぎとは関係なかったことになっています。が、私はこの頃を含めここ7年ほど、ブームダイエットの過去ログや情報を色々保存記録しています。

    でも、この先生ばかりが悪いというつもりはありません。データ捏造のあるある大辞典でも、いろんな医師や大学教授、医学博士がかかわって”データ”とやらの権威付けに、一役買っていたのを覚えていますから。この騒ぎで私が学んだこと、世間一般にももっと広めたいこととは、

    ★医者はダイエットのプロと世間は信じがちですが、実は食事法のプロではない。だから、食べるダイエットについて語ると、栄養成分には詳しくても、実際の調理法や実践法について、こういうとんでもないミスもしがち。

    特に西洋医学の医師は、美容健康やダイエットの有名カリスマ医師は男性医師が多く、自分で料理することがなくて専業主婦の妻まかせなことが多いでしょう。だから、医者、とくに男性医師の唱える健康食事法は、実践的でない、続けられないものが多いと思っています。

    というう事実証明のために、さくっとここに記録しておきます。(注:医師自身も自分が食事法のプロでないことを認識しているので、普通は女性の栄養士や管理栄養士さんとタイアップして、こういうミスを起こるのを防いでいます。じゃあ当時、この医師とタイアップしてた栄養士は?と調べてみたら…ああ、やっぱり。と、どろどろした怖い状況が分かったので、これ以上は書けません。が、大金が動く美容健康、ダイエット、アンチエイジング業界の裏は、調べれば調べるほど怖いもんです。)

    また監修者の医師以外でも、xxだけダイエットという食材ダイエットで、伝統的に食べてない調理法(煮豆ではなく、豆を煎るという簡略法)でインパクトをだそうとか、よりお手軽な簡単ダイエットにみせようと企画した、TV番組チームも悪いと思いますね。

    すでに淘汰された健康・ダイエット番組なので、いまさらいっても仕方ないんです。けど、同じようなくだらん健康・ダイエット番組は懲りずにたくさんでてくるでしょうから、今後またひっかからないためにも、こうした過去のダイエット騒ぎを記録しておくのは意味があるかと思います。

    ●酢漬け黒豆ダイエット
    @2004年5月

    TVの健康番組スパスパ人間学でオンエア「酢漬け黒豆」ダイエットブーム

    美健楽評価:x 酢漬け黒豆は、酢大豆同様、作ってみたら激まずだったので続きませんでした。健康=まずいと信じたい人、信じてる人はどうぞ。 

    この美健楽ブログでも、このダイエットブームについて、過去記事で書いてますね
    http://bikennraku.cocolog-nifty.com/dietdiary/2004/05/post_aa24.html

    この過去記事で、私、いいこと書いてるんで、引用;

    >私はTVの健康番組のお勧め健康食品に踊らされない方法として、

    1)美味しいかどうか、
    2)健康効果が本当にあるか、
    3)楽に作れるか、食べられるか、(食べ続けられるか、ですね)

    という、美健楽の3点をチェックしています。「人(テレビ)が健康にいいといったから」といって食べるものは、絶対長続きしないし、自分の健康に効果があったかどうかもわからないでしょ?昔、ダイエット・ジプシーだった頃にさんざんみのもんたに踊らされた経験から学びました。テレビより、自分のからだと舌に尋ねましょう。

    ●酢大豆ダイエット@1988年頃

TV番組で、歌手の瀬川瑛子さんが自著のダイエット本の内容を成功ダイエット法として紹介して、ブーム化。 いわゆる有名人ダイエットの一種。

     美健楽評価:x 酢漬け黒豆同様、激まずだったので続きませんでした。健康=まずいと信じたい人、信じてる人はどうぞ。 

    この酢大豆、まずすぎて食べ続けられる人がめったにいないらしいが、瀬川さん自身はやせをキープできてるよう。有名人ダイエットにしては、珍しくリバウンドしていない。でも最近2010年現在は酢大豆について語ってないようなので、ひょっとして彼女ももうやっていないのかな。

    10分間体操と酢大豆でキラキラやせた (1986年発売単行本、瀬川 瑛子 (著)を元に、著者の演歌歌手瀬川瑛子さん自身が、本発売の2年後にTV番組で成功ダイエット法として紹介。

    やり方は、酢に漬けた大豆を朝夕食べるダイエット。レシピは、まず、大豆を炒り、それを玄米酢や黒酢に2、3日ひたす。これを朝夕の食事前に15粒程度食べるだけ。 やせる理由は、食べると血液がさらさらになる、便通がよくなる、大豆にはダイエットに効くとされている栄養素、ビタミンE、レシチン、サポニンなどが含まれているからだとか。

    また酢は、アミノ酸とクエン酸を含む調味料で、アミノ酸には体内に脂肪酸を取り入れにくくさせる働きがあり。クエン酸は、疲労回復や健康維持に効果あり。マウスを使った実験でも、酢が肥満解消に効果があることが実証されているらしいとのこと。(まあマウス1匹でもデータと言い張る人はいますから、なんとでもいってくれ。)

    このダイエット、うちの母やおばにブームだったのを覚えてます。だから酢大豆、体にいいのよっって食べさせられた。でも、ものすごーくまずいので結局家族の誰もリピートしなくて、もちろん母自身も食べ続けられず、やせませんでしたとさ。

    またホリスティクなダイエット知識が増えた今考えると、この酢大豆、ゆでてない炒り大豆の酢漬けなので、たぶんめちゃくちゃ消化わるくて体に負担かかるはず。便通がよくなったというより、食べたら軽くお腹こわすんでしょうね。

    大豆は健康食材だけど、豆の中でも一番固い豆。だから伝統的には、加工食品の豆腐、納豆、みそにして、発酵や柔らかくして消化をよくして食べられてきました。白いんげん豆みたいに半生でも毒性はないはずですが、酢大豆なんて伝統的調理法でないものは、定期的に多量を食べない方がいいと思います。

    こうしてみると、豆系ダイエットってたくさんあるけど、どれも定着してませんねえ。

    ★豆系ダイエットが続きにくい理由は、納豆以外は美味しくて健康的なレシピがないことかな。

    ここに書いた豆系ダイエット以外で、こんな豆系ダイエットブームが過去にあったよというのがあれば、コメントで教えてくださいね。追加します。

    私はアメリカの料理学校でかなり豆の新種とレシピを習ったので、豆をどういう風な調理法で食べたらいいのか、桜子流のブームに終わらない定番・豆ダイエットをそのうちまとめてみますね。それでは、今日はここまで。

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4月 8, 2010 23 食事(バランス系) |

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桜子様、こんにちは、青色ダイエットめがねの新小田 泰平(にいおだ やすひら)です。

前にもメールを送ったのですが、
メールだと届かないかもしれないので、コメント欄からメールを送らせていただきます。


この記事も本当に素晴らしいですね。
これだけダイエットやダイエットブームを冷静に評価して、情報発信してくれる人は桜子さん以外にはいないと思います。
ダイエットブームで反省したと言いながら、みんな忘れていくんですもんね。

ダイエット本をたくさん出している有名な人も、時代に合わせて言うこと平気で変わっていくし。

だから、スタンスが一貫している桜子さんは、本当にすごいと思います。


青色ダイエットめがねに続く第2弾のピンクグラスを作りますって、何年も前から言っていて、ようやく完成しました。さすがにこんなに掛かるなんて思ってもいませんでした。

開発の過程はこちらです。
http://www.blue-diet.com/kaihatsunokatei.html

詳しくはあらためてお伝えしたいと思っていますが、面白いものができたと思っています。

青色は食前に掛けてもらって、食欲を落ち着かせる。ピンクは食後に掛けて、満腹感と満足感を高める。
こういう使い方です。


これをお送りしたいと思っていますので、送り先を教えていただきたいと思っています。


それから、ものすごく遅くなりましたが、ブログを始めました。ピンクができたら始めようと思っていたら、こんなにも遅くなってしまいました。
こちらでは、あまり商品についてはふれたくないと思っています。
なんだ、結局商品を売りたいだけかと思われるのは、こちらにとっても、読む人にとっても、マイナスになってしまうと思いますので。

http://ameblo.jp/pink-diet/


それでは、また。

新小田 泰平

★桜子より

お久しぶりです。古いメアドが使えなくなったりしていたのと、メールもコメントも忙しいと、仕事以外のは放置→忘れるといういいかげんなゆるさなので、すみません。確かにコメント欄に書くほうが、見る確率は高いと思います。

記事へのコメントありがとうございます。また、相変わらずダイエットメガネ、頑張られてますね。ブログもオープン、おめでとうとざいます。自分の記事を盗まれるショックは、私も散々味わっておりますが、あまり気を落とされぬよう。自分が本物という軸をしっかりたてれば、偽ものは自然淘汰で消えていくと割り切っている、今日この頃です。

ピンクメガネのモニター商品提供のお申し出も、ありがとうございます。今はモニターのお仕事がいくつか入っていて、いただいてもレポを書く時間がとれません。前回のブルーメガネで感じはわかっておりますので、今回は結構です。悪い商品ではない、おもしろダイエットグッズだと思うので、ビジネス頑張ってくださいね。

コメント欄への商品宣伝リンクは、普通は削除します。が、新小田さんの熱心さと商品のおもしろさのために、今回は残しておきますね。

投稿: 新小田 泰平(お返事付) | 2010/04/13 12:25:31

全くその通りです。
日本人はどうしてこう乗せられやすいんでしょう。
なんて言う私も、相当色々やりました。反省。
私は読書で楽々痩せました。
多くの人も痩せて元気になって欲しいです。

★桜子より

>多くの人も痩せて元気になって欲しいです。

一部、同感。やせなくても、自分の体と心が気持ちいい、エナジーあふれる状態に、みんながなってほしいですね。そのためのサポートの仕事を、もっと活性化すべく、頑張ろうと思っているのですが。

投稿: 22キロ減(お返事付) | 2010/04/08 21:42:01

『大金が動く美容健康、ダイエット、アンチエイジング業界の裏は、調べれば調べるほど怖い』

なるほどねぇ~。
私なんか、かなり踊らされているのかも、と思います。桜子さんの鋭い分析、これからも楽しみにしてます。

★桜子より:

ありがとうございます。けろっぴさんのブログに言ったら、噂のA医師のブログにリンクしてあって、ちょっと驚いた(苦笑)。でも、あの先生、わりと美健楽ダイエット的な言い事いってますから、気になるのも分かります。

表の顔と、業界の裏から聞く話が違うのは、ダイエットやアンチエイジング業界の怖いところです。

投稿: けろっぴ(お返事付) | 2010/04/08 11:12:53

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